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肉体は、罪悪の使者であり続ける。 罪悪の実在性というものが、罪悪を重く不透明で貫通不可能にしているかに見える幻想であり、それが、自我の思考体系の真の土台だからである

 肉体は罪悪の使者であり続ける。 そして、あなたが罪は実在すると信じている限り、罪悪が命じるままに行動することになる。 なぜなら、罪悪の実在性というものが罪悪を重く不透明で貫通不可能にしているかに見える幻想であり、それが自我の思考体系の真の土台だからである。 その背後に光を見るまでは、罪悪は薄くて透けて見えるほどのものだとわからない。 そして光にかざせば、それがすぐにも破れそうなベールだということが、あなたにもわかるようになる。

 

奇跡講座テキスト  第18章  九 二つの世界  5.