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どの一瞬においても、肉体はまったく存在していない。 それ(肉体)は、常に思い出されたり予期されたりするが、決して、今、体験されることはない。 罪は決して、完全に現在の中には存在しないからである

 どの一瞬においても、肉体はまったく存在していない。 それは常に思い出されたり、予期されたりするが、決して、傍点)、体験されることはない。 肉体の過去と未来のみが、肉体を実在するかに見せている。 時間が全面的にそれを支配している。 なぜなら、罪は決して、完全に現在の中には存在しないからである。 どの瞬間においても、罪悪の魅力は、苦痛以外のものとして体験されることはなく、それゆえに、回避される。 それは、傍点)、魅力をもたない。 その魅力の全体が架空のものであり、したがって、過去か未来にあるものとしてしか考えられない。

 

奇跡講座テキスト  第18章  七 私は何をする必要もない  3.