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肉体(兄弟)は、愛(あなたの実相)によって作り出されたものではない。 だが、愛は肉体を咎めない。 神の子が作り出したものを尊重し、彼を幻想から救うための手段とすることで、肉体を慈しみながら使うことができる

 ここにおいて、心は明らかに妄想的になっている。 心は攻撃することなどできないのに、できると主張し、それができると説明するために、自らの為すことを肉体を傷つけるために使用する。 心は攻撃できなくても、自らを欺くことはできる。 そしてこれが、心が肉体を攻撃したと信じているときにしていることのすべてである。 心は自らの罪悪感を投影することはできるが、投影を通してそれを失うことはない。 そして心は明らかに肉体の機能を誤って知覚できるとはいえ、その機能を聖霊が定めている以上のものに変えることはできない。 肉体は愛によって作り出されたものではない。 だが、愛は肉体を咎めない。 神の子が作り出したものを尊重し、彼を幻想から救うための手段とすることで、肉体を慈しみながら使うことができる。

 

奇跡講座テキスト  第18章  六 肉体を超えて  4.