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より正気である者が思い出すべきことは、自分がどれだけ相手に恩義を受けているか、どれほどその相手に感謝すべきか、ということである

 脅威が知覚されているそのとき、より正気である者が思い出すべきことは、自分がどれだけ相手に恩義を受けているか、そしてどれほどその相手に感謝すべきかということである。 そして自分が自分と相手の両方に幸せをもたらすことによって、恩返しができることを喜ばなければならない。 より正気である者はこのことを思い出し、次のように言うべきである。

 

 私はこの聖なる瞬間を自分のために切望する。 そうすれば、愛する兄弟とそれを共有することができる。

 兄弟抜きでは私にその瞬間は訪れず、私抜きでは兄弟にその瞬間は訪れない。

 だが、今、私たちがそれを共有することはまったく可能なことである。

 だから、私は今この瞬間を、聖霊に差し出す瞬間として選択する。 それにより、聖霊の祝福が私たちの上に降りてきて、私たちを平安のうちに保ってくれるだろう。

 

 

奇跡講座テキスト  第18章  五 幸せな夢  7.