真理を幻想のもとに、実相を空想のもとに運んでくることに人生を費やしてきたあなたは、夢の道を歩んできた。 というのも、あなたは目覚めていた状態から眠りに移行し、次々と、より深い眠りに落ちていったからである。 一つの夢がさらに別の夢に至り、闇の中に光をもたらすかに見えた空想はどれもみな、闇をさらに深めただけだった。 あなたのゴールは闇だったので、その中に光が差し込むことはできなかった。 そしてあなたは、永遠に真理から離れて完全な狂気の中に隠れていられるほどの、完全な暗黒を求めた。 あなたが忘れていたのは、単に、神がご自身を破壊することは不可能だということだった。 光はあなたの中にある。 闇はそれを覆うことはできるが、消すことはできない。
奇跡講座テキスト 第18章 三 夢の中の光 1.