夢は混沌としている。 その理由は、それらがあなたの葛藤する願望の数々に支配されているため、何が真実かということをまったく気にかけていないからである。 夢は、幻想を真理の代替とするためにどのように知覚が利用され得るかを示す最良の実例である。 目が覚めれば、あなたは夢を本気にしない。 なぜなら、夢の中では現実が途方もなく侵害されていたという事実が明らかになるからである。 だが、夢は、世界を見る見方の一つであり、世界を自我の都合の良いように変える方法である。 夢が提供しているのは、自我が実相に我慢できないということと、あなたが自我のために実相を変更することを厭わないと思っていることの両方を顕著に示す実例である。
奇跡講座テキスト 第18章 二 夢の基盤 2.