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(実相の誤認という)原初の誤り(により実相世界)が歪曲された形で現れてきて、あなたを怖がらせるように思えるときには、ただ、このように言いなさい。 「神は恐れではなく、愛である」

 原初の誤りが歪曲された形で現れてきてあなたを怖がらせるように思えるときには、ただ、このように言いなさい。 「は恐れではなく、である」。 そうすれば、それは消え失せる。 真理はあなたを救う。 それはあなたのもとを去ったことはなく、外に出て狂った世界の中に入っていくためにあなたから離れたりはしなかった。 内側が正気であり、狂気はあなたの外にある。 あなたはそれが反対になっていると信じているだけである。 すなわち、真理が外側にあり、誤りと罪悪が内側にあると信じている。 あなたの卑小で無分別な代替の数々は、狂気に冒され、狂ったように風に舞う羽毛のごとく、くるくると渦巻きながら狂った進路を進んでいくだけの、実体のないものである。 判断する必要など少しもない移ろいゆく無意味な模様を描きながら、それらは融け合ってひとつになったかと思えば、またすぐに離ればなれになっていく。 それらを個別に判断しても意味はない。 形の上のわずかな相違は真の相違ではない。 それらのうちのどれも問題にならない。 このことだけ・・・・・・傍点)がそれらの共通点であり、それ以外に共通性はない。 だが、それらをすべて同じものとするのに、これ以外に何が必要だろう。

 

奇跡講座テキスト  第18章  一 実相の代替  7.