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世界はその誤り(実相〔愛〕の代替)を隠すために現れ、誤りが投影されるスクリーンとなって、あなたと真理の間を仕切るものとなった

 それが、誤りが外へと投影された最初であった。 世界はその誤りを隠すために現れ、誤りが投影されるスクリーンとなって、あなたと真理の間を仕切るものとなった。 真理は内に向かって延長するものであり、そこでは損失という考え方は無意味であり、増大のみが可能である。 すべてにおいて前後も上下も逆になっているような世界がこの誤りの投影から生じたということが、あなたには本当に奇妙に思えるのだろうか。 それは必然の成り行きだった。 なぜなら、真理がここに運ばれてきたとしても、ただ静かに内にとどまり、この世界を作り出した狂った投影には一切関与せずにいることしかできないからである。 それを罪と呼ばずに狂気と呼びなさい。 それは確かに狂気であったし、今も狂気であり続けているからである。 そこに罪悪感を投入してはならない。 なぜなら、罪悪感は、それが実相の中で達成されたと示唆するからである。 そして何よりもまず、それを恐れてはならない・・・・・・・・・・・傍点)

 

奇跡講座テキスト  第18章  一 実相の代替  6.