今、彼(兄弟)を見捨ててはならない。 なぜなら、彼に対する自分の信の欠如が自分にとって何を意味するかを(赦し/聖なる瞬間によって)理解する機会が、あなたに与えられているからである

 これが、神の子の十字架刑であった。 彼の不信が彼自身にこれを為したのである。 あなたが彼に敵対して不信を用いるのを自分に容認する前に、慎重に考えなさい。 彼はよみがえっており、あなたは彼の目覚めの原因を自分のものとして受け入れている。 彼の救いにおける自分の役割をあなたは引き受けたのであり、あなたは今や彼に対し完全に責任がある。 今、彼を見捨ててはならない。 なぜなら、彼に対する自分の信の欠如が自分にとって何を意味するかを理解する機会が、あなたに与えられているからである。 彼の救済があなたの唯一の目的である。 すべての状況の中にこれだけを見なさい。 そうすればどの状況も、これだけをもたらすための手段となるだろう。

 

奇跡講座テキスト  第17章  八 平安の条件  5.