あなたが置かれている状況はどれもみな、あなたの関係のために設定された目的を果たすための手段に他ならない。 それを何か別なものとして見るなら、あなたは信が欠けていることになる。 あなたの不信を使ってはならない。 それが入ってくるままにし、穏やかにそれを見なさい。 しかし、それを使ってはならない。 不信は幻想の召し使いであり、主人に対しては完全に忠実である。 不信を使えば、あなたはまっしぐらに幻想のもとへと運ばれることになる。 それがあなたに差し出すものに誘惑されてはならない。 それはゴールそのものを妨げはしないが、あなたにとってそのゴールがもつ価値を妨げる。 不信が差し出す平安という幻想を受け入れてはならない。 そうではなく、それが差し出しているものを見て、それが確かに幻想であることを認識しなさい。
奇跡講座テキスト 第１７章 七 信を求める呼びかけ 5.