いかなる状況においても、何かが欠けている(足りない/上手くいっていない)とすれば、それは、あなた自身がまだ与えていないもの(自分自身に贖罪を受け入れること/すなわち兄弟への信〔慈悲〕)だけである。 聖性は、(兄弟の聖性を)信じることによってしか見ることができない

 いかなる状況においても、何かが欠けているとすれば、それはあなた自身が・・・・・・傍点)まだ与えていないものだけである。 しかし、覚えておきなさい。 聖性というゴールがあなたの関係のために設定されており、しかもそれはあなたによって設定されたものではないのである。 あなたがそれを設定しなかった理由は、聖性は信じることによってしか見ることができないからであり、あなたの関係が神聖でなかった理由は、あなたが兄弟に対して抱いた信があまりに限られた小さなものだったからである。 設定されたゴールを達成するには、あなたの信のほうが成長しなければならない。 そのゴールの実在性がそれを喚起する。 というのも、平安と信は別々に訪れるものではないことが、あなたにわかるようになるからである。 信をもたないまま、兄弟に忠実でいられるような状況などあるだろうか。

 

奇跡講座テキスト 第17章  七 信を求める呼びかけ  4.