状況の中の難しそうな側面に直面すると、自我はこの側面をどこか別のところへもっていき、そこでそれを解決しようとする。 そしてそれはうまくいくように見える。 ただし、この試みは一体性と葛藤し、真理というゴールを必ず覆い隠してしまう。 そして平安は、空想の中以外では経験されなくなる。 真理が訪れていない理由は、信が拒まれて、信が置かれるべき正当な場所に置かれていないからである。 そのようにしてあなたは、真理というゴールがもたらしたはずの状況についての理解を失う。 なぜなら、空想による解決法は経験という幻想しかもたらさず、平安という幻想は、真理が中に入って来られる状態ではないからである。
奇跡講座テキスト 第17章 六 ゴールの設定 7.