状況が真理と正気(聖性/全一性)のために用いられるなら、そこから生じるものは必ず平安となる。 もしあなたが平安を経験するとしたら、それは真理があなたのもとを訪れたからである

 真理をゴールとすることは、さらに実用的な利点がある。 状況が真理と正気のために用いられるなら、そこから生じるものは必ず平安となる。 そしてこれは、その結果自体がどのようなものであるかということとは、まったく別のことである。 もし真理と正気が呈する状態は平安であり、それらがなければ平安が存在し得ないのであれば、平安のあるところには、真理と正気もあるはずである。 真理は真理自体から生じる。 もしあなたが平安を経験するとしたら、それは真理があなたのもとを訪れたからである。 そして、もはや欺瞞はあなたを騙しきれず、あなたはその結果を真に見るだろう。 あなたは心安らかであるからこそ・・・・傍点)、その結果を認識することになる。 ここでもまた、あなたは自我による見方とは反対の見方を目にすることになる。 自我は状況が経験をもたらすと信じているからである。 聖霊は、状況はゴールが決定する通りのものであり、そのゴールに応じて経験されるものだと知っている。

 

奇跡講座テキスト 第17章  六 ゴールの設定  5.