一瞬の体験というものは、どんなに強烈なものであろうと、時間に閉ざされるままにすれば容易に忘れられてしまう。 それは時間についてのあなたの自覚の中で、光り輝く恩寵に満ちたものとして保持されなければならず、その中に隠されてしまってはならない。 その瞬間は今もここにある。 しかしあなたはどこにいるのだろう。 兄弟に感謝することは、聖なる瞬間を賞美することであり、それによりその成果が受け入れられ、共有されることが可能になる。 兄弟を攻撃することはその瞬間を失うことではなく、その結果においてそれを無力にすることである。
奇跡講座テキスト 第17章 五 癒された関係 12.