神聖な関係とは、この世界の生活の中に聖なる瞬間が表現されたものである。 神聖な関係は、それが神聖な関係となった瞬間(聖なる瞬間)の体験を常時思い出させるものである

 神聖な関係とは、この世界の生活の中に聖なる瞬間が表現されたものである。 救済に関するすべてがそうであるように、聖なる瞬間も、その結果によってあかしされる実用的な手段である。 聖なる瞬間は決して失敗しない。 その体験は必ず実感される。 だが、表現されなければ、それが思い出されることはない。 神聖な関係は、それが神聖な関係となった瞬間ときの体験を常時思い出させるものである。 そして、非神聖な関係がその作り主を絶え間なく讃える憎悪の賛歌だとすれば、神聖な関係は、すべての関係の救い主を讃える幸福の歌である。

 

奇跡講座テキスト 第17章  五 癒された関係  1.