明解で紛うことなき対照をなして、光の絵(神聖な関係/正しい知覚)は、絵の向こうに横たわるもの(智識)へと変容する。 これを眺めていると、それが絵ではなく実相であることに、あなたは気がつく。 これは一つの思考体系を形に表したものなどではなく、想念(神の想念)そのものである

 明解で紛うことなき対照をなして、光の絵は、絵の向こうに横たわるものへと変容する。 これを眺めていると、それが絵ではなく実相であることにあなたは気がつく。 これは一つの思考体系を形に表したものなどではなく、想念そのものである。 それが表象しているもの自体がそこに在る。 額縁は徐々に薄れてゆき、があなたの記憶によみがえる。 そしてまったく価値がなく完全に意味を奪われているあなたの卑小な絵と引き換えに、被造物全体があなたに差し出される。

 

奇跡講座テキスト 第17章  四 二つの絵  15.