闇と死の絵(幻想)は、それを包む枠の中にその絵(実体/本質)を探し出そうとするうちに、説得力を失っていく。 最後には、額縁(自我の思考体系)で守られていなければそれには何の意味もないことを、見て取ることになる

闇と死の絵は、それを包む枠の中にその絵を探し出そうとするうちに、説得力を失っていく。 闇の中で額縁から光を放つかに見える無価値な宝石は、一つひとつ光の中で露わになるにつれて、正気のないつまらぬものとなり、あなたの注意をその絵から逸らせなくなる。 そして最後には、あなたは絵そのものに目を向け、額縁で守られていなければそれには何の意味もないことを、見て取ることになる。

 

奇跡講座テキスト 第17章  四 二つの絵  13. /2