奇跡に難しさの序列があるという幻想は、あなたがそうあってほしいと思っている間は、あなたと共にあり続ける。 (あなたの)実相の一部をひとりの教師(聖霊)に与え、別の一部を別の教師(自我)に与えることにより、あなたが自分で実相の中にこの序列を築いたからである

 奇跡に難しさの序列があるという幻想は、あなたがそうあってほしいと思っている間は、あなたと共にあり続ける。 なぜなら、実相の一部をひとりの教師に与え、別の一部を別の教師に与えることにより、あなたが自分で実相の中にこの序列を築いたからである。 それゆえに、あなたは一つのやり方で真理の一部に対処し、別のやり方でその他の部分に対処することを学ぶ。 真理を断片化することは、それを無意味にして破壊することである。 実相の序列などというものは、理解が伴っていない観点であり、実相についての判断基準として、実際に実相そのものに比肩できるようなものではない。

 

奇跡講座テキスト 第17章  一 空想を真理のもとに運ぶ  4.