奇跡に難しさの序列があるはずだと主張するとき、あなたは、自分には真理に預けずにおきたいものがある(つまりまだ赦したくないものがある)と言っているだけである

 奇跡に難しさの序列があるはずだと主張するとき、あなたは自分には真理に預けずにおきたいものがあると言っているだけである。 あなたは真理がそれらのものごとに対処できないと信じているが、その理由は単に、あなたがそれらを真理から離しておきたいからである。 端的に言って、すべての苦痛を癒す力に対するあなたの信の欠如は、実相のいくつかの側面を空想のためにとっておきたいというあなたの願望から生じている。 こうしたことが、全一なるものの賞美をどれほど妨げるか、あなたにわかってもらえないものだろうか! 自分のために何かを取っておくなら、あなたはそれを、自分を解放してくれるはずの聖霊から取り上げる。 あなたがそれを返さない限り、実相についてのあなたの観点は歪められ、訂正されないままとならざるを得ない。

 

奇跡講座テキスト 第17章  一 空想を真理のもとに運ぶ  3.