橋の向こう側はまったく異なっている! しばらくの間、まだ肉体は見えているが、こちら側の世界で見えているように肉体だけが見えるのではない。 大いなる光線を内に含んだ小さな閃光も見ることができ、この閃光はいつまでも卑小さへと限定されたままではいない。 ひとたび橋を渡るなら、あなたの視界に入る肉体の価値はまったく小さなものとなり、あなたにはそれを重大なものにする必要が見えなくなる。 なぜなら、そのときあなたは、肉体がもつ唯一の価値とは、あなたが兄弟たちを一緒に橋まで伴ない、そこで共に解放されるようにすることだけだと、完全に理解するからである。
奇跡講座テキスト 第16章 六 実相世界への橋 6.