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愛の象徴(本性/愛の実相)に対抗する憎悪の象徴(自我/愛の幻想)が、本来は存在していない葛藤を繰り広げている

 愛の象徴に対抗する憎悪の象徴が、本来は存在していない葛藤を繰り広げている。 というのも、象徴とはそれ自体とは別の何かを表象するものであり、愛はすべてを含むものであるのなら、愛の象徴などというものに意味はないからである。 あなたは取り消しの最終段階をまったく無傷で通り抜け、最後にはあなた自身として現れ出るだろう。 これがのものとに戻る準備の最後の一歩である。 今になって、嫌がってはならない。 あなたはあまりにも近くまで来ている。 あなたはまったく安全にあの橋を渡り、戦いから平和へと静かに移行するだろう。 愛の幻想は決して満足をもたらさないが、橋の向こう側であなたを待っている愛の実相は、あなたに一切を与えてくれるからである。

 

奇跡講座テキスト 第16章  四 愛の幻想と愛の実相  2.