犠牲という考えのすべてはあなたが作り上げたものでしかないと認識することを、恐れてはならない。 そして、安全のない場所から自分を守ろうとする試みによって、安全を追求してはならない。 あなたの兄弟たちも、あなたの父も、あなたにとってひどく恐ろしい存在となっている。 そして、あなたはいくらかの安全のかけらが見つかると思える特別な関係を求めて、兄弟や父と駆け引きをしようとする。 これ以上、あなたに授けられている想念とあなた自身の想念を離しておこうとするのはやめなさい。 それらが一つところに運ばれて、それらの存在していることろで知覚されたなら、そのどちらを取るかという選択は、穏やかな目覚め以上のものではなく、もはや眠りの必要がなくなり、日の光の中で目を開けるのと同じように簡単なことである。
奇跡講座テキスト 第15章 十一 犠牲の終わりとしての降誕祭 1.