恐れが地下に潜伏し、闇に紛れ、その正体とはまるで違った形で浮上してくるまでに通過する入り組んだ道すじを、すべて辿っていく必要はない。 だが、あなたがそれらの形のすべてを支配している原則をもち続けている間は、それぞれの形を点検することは確かに必要である。 あなたがそれらを別々のものと見なすのではなく、同じ想念がさまざまに異なる形で現れただけであり、しかもそれは自分が望まない想念だと、自ら進んで見なそうとするとき、それらはすべて一緒に消えていく。
奇跡講座テキスト 第15章 十 再生の時 5. /1