特別な愛の関係の貧弱な魅力を超えたところに、常にそれに覆い隠されながらも、神の子を父へと引き寄せる力強い魅力が存在する。 それより他にあなたを満足させられる愛はない。 なぜなら、それをおいて他に愛はないからである。 これのみが、十全に与えられ、十全に報いられる唯一の愛である。 それは完成しているので、何も求めない。 全一に清らかなので、その中でひとつにつながっている者はみな、一切を有している。 これは、自我が結ぶ関りの基盤となるものではない。 なぜなら、自我が始める関係はどれもみな特別だからである。
奇跡講座テキスト 第15章 七 不必要な犠牲 1.