私たちを通して平安は訪れる。 平安の想念の中で私につながりなさい。 想念の中でなら、心には親交が可能だからである。 父があなたにご自身の自己を与えるのと同じようにあなたも自分自身を与えるなら、あなたは自己性を理解できるようになるだろう。 そしてそこにおいて、愛の意味が理解される。 しかし理解とは心に属し、そして心だけに属するものであることを思い出しなさい。 したがって、智識は心に属するものであり、智識の条件は理解と共に心の中にある。 もしあなたが想念でなかったとしたら、そして想念だけでなかったとしたら、これまで存在してきたすべてのものとあなたが十全な親交を保つことができているはずがない。 だが、あなたがそれ以外の何かであることのほうを望む限り、あるいは、それだけであることとそれ以外の何かであることを同時に試みようとしている限り、あなたは自分が完璧に知っている親交の言語を思い出すことはないだろう。
奇跡講座テキスト 第15章 六 聖なる瞬間と神の法則 7.