(神の子の本性を)知らざる者たちに、彼らは知っていると納得させることは不可能である。 彼らの観点からは、それは真実ではない。 彼らは自分自身を、創造されたままの存在(あなたの実相)とは違うもの(奇妙な自分像)として定義してきた

 知らざる者たちに、彼らは知っていると納得させることは不可能である。 彼らの観点からは、それは真実ではない。 しかし、がそれを知っているのだから、それは真実である。 これは、「知らざる者たち」とは何であるかについての明らかに正反対の見解である。 にとっては、知らないということは不可能である。 したがって、それはまったく見解と呼べるようなものではなく、単に存在しない何かに対する信念にすぎない。 知らざる者たちがもっているのはこの信念にすぎず、この信念のゆえに彼らは自分自身について間違っている。 彼らは自分自身を、創造されたままの存在とは違うものとして定義してきた。 彼らが創造されたということは、見解ではなく、確かなことである。 確実性のもとに運ばれた不確実性は、もはやその実在性についての確信を維持できない。

 

奇跡講座テキスト 第14章  七 知覚を聖霊と共有する  3.