罪悪感と無罪感を別々にしておいてはならない。(まだ) あなたは、そのうちの一つにしか意味がないことを悟らない。 他方(前者/罪悪感)には、まったく何の意味もない

 破壊は真実ではないというそれだけの理由により、死は生命いのちに譲歩する。 無罪性の光は罪悪をかき消す。 なぜなら、両者がひとつところに運ばれるなら、一方の真実性により他方の誤謬ごびゅう性が必ずすっかり明らかになるからである。 罪悪感と無罪感を別々にしておいてはならない。 なぜなら、両方をもつことが可能だというあなたの信念は無意味だからである。 この二つを別々にしておくことによってあなたがしたことは、両方を混同して、それらの意味を見失うことだけだった。 したがって、あなたはそのうちの一つにしか意味がないことを悟らない。 他方にはまったく何の意味もない。

 

奇跡講座テキスト 第14章  六 コミュニケーションの光  4.