神のみが唯一の原因であり、罪悪は神からのものではない。 誰に対しても、彼があなたを傷つけたと教えてはならない。 そのようなことをすれば、神からのものでないものが自分に対して力をもっていると、自分自身に教えることになるからである。 原因なきものは存在し得ない。 それを証ししてはならない。 また、原因なきものへの信念を誰の心の中にも助長してはならない。 心はひとつであり、原因はひとつであるということを、常に覚えておきなさい。 原因なきものを否定することを学び、神という原因を自分のものとして受け入れて初めて、あなたはこの一体性との親交を学ぶことになる。 神がわが子に授けた力はまさしく神の子のものである。 そして、神の子がそれ以外の何を見ても、それ以外の何に目を向けることを選択しても、彼は、聖霊が喜んで神の子に差し出すすべての楽しい学びの代わりに、罪悪感という罰を自分自身に科すことになる。
奇跡講座テキスト 第14章 三 無罪性を選ぶ決断 8.