もしあなたが祝福されているのにそれを知らないのなら、そうに違いないと学ぶ必要がある。 智識は教えられるものではないが、智識の条件は修得されなければならない。 なぜなら、捨て去られたのはその条件だったからである。 あなたは祝福することを学ぶことができる。 そして、自分がもっていないものを与えることはできない。 それならば、もしあなたが祝福を差し出すなら、祝福はまず最初にあなた自身に訪れているはずである。 そしてまた、あなたはそれを自分のものとして受け入れているはずである。 それ以外にどのようにして、あなたがそれを与えることができるだろう。 だからこそ奇跡は、あなたがすでに祝福されているという証拠を、あなたに差し出すのである。 あなたが差し出すものが完全な赦しであるなら、すでにあなたは自分自身に贖罪を受け入れ、自分は無罪だと学んだことにより、罪悪を手放しているはずである。 自分の知らないうちに自分のためにすでに為されたことについて学ぶためには、それが自分のために為されていたなら自分がすべきはずのことをする以外に、どのような方法があるだろうか。
奇跡講座テキスト 第14章 一 学びの条件 1.