あなたが自分は有罪だが、自分の罪悪の源は過去にあると主張するとき、あなたは内側を見ていない。 過去はあなたの中にはない。 あなたと過去との奇妙な結びつきは、現在においては何の意味もない。 だが、あなたはそれを自分と兄弟の間に介在させ、彼らとの間に真の関係をまったく見出さない。 過去を「解決する」ための手段として兄弟を使おうとしながら、彼らを真にありのままの彼らとして見ることができると、あなたは思うのだろうか。 救済は、存在していない問題を解決するために兄弟たちを使う者には見つけられない。 過去において、あなたは救済を望まなかった。 あなたは、自分のそうした無益な願望を現在に押しつけながら、今、救済を見出したいと望むのだろうか。
奇跡講座テキスト 第13章 十 罪悪からの解放 4.