· 

罪悪に苦しむ者は、それが実在すると信じているので、必ずそれをどこかに転位させようとする(原因は自分ではなく他のどこかにあるとする)。 彼らの主要な関心事は、自分の外側の、自分で制御できないところに罪悪の源を知覚すること(人のせいにし自己正当化すること/投影)である

 自分の罪悪を兄弟になすりつけようとしたり、それを彼と共有しようとしたり、あるいは彼の罪悪を知覚しようとするような兄弟との融合においては、あなた自身が・・・・・・傍点)罪悪感を感じる。 また、あなたは彼と共に満足や平安を見出すことはない。 なぜなら、あなたと彼とのそのような融合は実在するものではないからである。 あなたはその関係の中に罪悪を見る。 なぜなら、あなたがそれをそこに置いたからである。 罪悪に苦しむ者は、それが実在すると信じているので、必ずそれをどこかに転位させようとする。 だが、彼らは苦しんではいても、内側を見てそれを手放すことはしない。 彼らは、自分が愛しているということを知り得ず、愛するとは何であるかを理解しない。 彼らの主要な・・・傍点)関心事は、自分の外側の、自分で制御できないところに罪悪の源を知覚することである。

 

奇跡講座テキスト 第13章  十 罪悪からの解放  3.