時間は、それについての誰の解釈を採用するかによって、解放するものにも幽閉するものにもなる。 過去、現在、未来は、あなたがそれらに連続性を押しつけない限り連続的なものではない。 あなたがそれらを連続的なものとして知覚し、自分にとって連続的なものとすることはできる。 だが、騙されてはならない。 それにより、時間がそのようなものだと信じてはならない。 というのも、実相は自分が与える用途によって自分の望む通りのものになると信じることは、妄想的なことだからである。 あなた自身の目的のために時間を過去、現在、未来へと分割することによって、あなたは時間の連続性を破壊しようとする。 あなたは過去の経験をもとにして未来を予期しそれに応じて未来のための計画を立てようとする。 だが、そうすることによって、あなたは過去と未来を一直線につなげているのであり、あなたを自由にして再生できるように、過去と未来の間に介在で来たはずの奇跡が起こらないようにしている。
奇跡講座テキスト 第13章 六 現在を見出す 4.