聖霊は光であり、その中でキリストが姿を現す。 そして、キリストを見たいと思うすべての者たちは、キリストを見ることができる。 彼らは光を求めたからである。 また彼らはキリストだけを見ることはない。 彼らがひとりで居るのではないように、キリストもひとりで居るのではないからである。 彼らは神の子を見たので、彼の中で父のみもとへと昇った。 そしてこのすべてを彼らは理解するだろう。 なぜなら、彼らは内側に目を向け、闇を超えたところに、彼らの内なるキリストを見て、キリストとして認識したからである。 キリストの心眼がもたらす正気の中で、彼らは自らに愛に満ちたまなざしを向け、聖霊が彼らを見るのと同じように自分自身を見た。 そして彼らの中の真理を見る心眼と共に、世界の美しさがあますところなく現れて、彼らの上に輝いた。
奇跡講座テキスト 第13章 五 二つの感情 11.