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地獄と忘却は、あなたが作り上げた概念であり、あなたは、自分の(自我としての偽りの)実在性を確立するために、それらの実在性を実証しようとやっきになっている。 それらの実在性が疑問視されたなら、自分の(真の)実在性も疑われるとあなたは信じている

 だが、忘却も地獄も、あなたにとっては天国ほどに受け入れがたいものではない。 あなたの定義によれば、天国こそが地獄と忘却であり、あなたが自分に経験可能と考えている脅威の中でも、真の天国は最大の脅威である。 というのも、地獄と忘却はあなたが作り上げた概念であり、あなたは自分の実在性を確立するために、それらの実在性を実証しようとやっきになっているからである。 それらの実在性が疑問視されたなら、自分の実在性も疑われるとあなたは信じている。 あなたは攻撃が自分の実相だと信じ、自分の破滅が自分の正しかったことを最終的に証明すると思い込んでいるからである。

 

奇跡講座テキスト 第13章  四 時間の機能  2.