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自我の暗黒の土台の下には、神についての記憶があり、あなたが真に恐れているのはこれである

 自我の暗黒の土台の下にはについての記憶があり、あなたが真に恐れているのはこれである。 なぜなら、この記憶は即刻、あなたを自分の正しい場所に復帰させるものであり、あなたが立ち去ろうとしてきたのはまさにその場所だからである。 攻撃に対する恐れは、愛に対するあなたの恐れに比べれば無いも同然である。 神の子を殺したいという願望が自分を愛から救うと信じていなかったなら、あなたはその残忍な願望さえも正視することを厭わないだろう。 というのも、この願望こそが分離の原因となったものであり、あなたは分離が癒されることを望まなかったがゆえに、この願望を保護してきたからである。 それを覆い隠している暗雲を取り除けば、自分がへの愛に駆り立てられ、呼びかけに応えて、天国へと飛び込んでいってしまうと、あなたは気づいている。 それをできなくするのが攻撃であるがゆえに、あなたは攻撃が救済だと信じているのである。 自我の土台よりもさらに深いところにあって、常にそれよりも強きものであり続けるのが、に対してあなたが抱いている激しく燃えるような愛であり、からあなたへの同様のである。 これが、あなたが真に隠しておきたいものである。

 

奇跡講座テキスト 第13章  三 救いに対する恐れ  2.