· 

自我にとっては、罪悪感なき者は有罪である。 攻撃しない者たちは、自我の「敵」である

 自我の奇妙な行動の多くは、自我による罪悪感の定義に直接起因している。 自我にとっては、罪悪感なき者は有罪である・・・・・・・・・・・・傍点)。 攻撃しない者たちは自我の「敵」である。 なぜなら、救済についての自我の解釈の価値を認めないことによって、彼らはそれを手放すのに格好の立場に居るからである。 彼らは自我の土台の中でも最も深い闇の中にある隅石すみいしに近づいている。 あなたが他のすべてに疑問を抱いても自我はもちこたえられるが、この秘密だけは命がけで警護している。 というのも、自我の生存はこの秘密を守ることにかかっているからである。 それゆえに、私たちが目を向けるべきはこの秘密である。 自我は真理に逆らってあなたを守ることはできず、真理の前では自我は一掃されてしまうからである。

 

奇跡講座テキスト 第13章  二 無罪の神の子  4.