だが、自我によるこのようなやり方が、解決策としていかに奇妙であるか、考えてみなさい。 あなたは罪悪感を除去するためにそれを投影するが、実際にはそれを隠蔽しているにすぎない。 あなたは罪悪感を経験し続け、それでも、それがなぜなのかまったく理解できない。 それどころかあなたはその罪悪感を、あなたが達成できなかったと自我が主張する「自我の理想」の珍妙な寄せ集めに関連づけて考えている。 だが、神の子を有罪と見なすことで、自分が神の子を見捨てているとは思いもよらない。 もはや自分が本来の自分ではないと信じているあなたは、自分自身を見捨てていることに気づかないのである。
奇跡講座テキスト 第13章 二 無罪の神の子 2.