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あなたは罪悪感を通してのみ、過去にしがみついていられる。 自分のしたこと(神からの分離/実相の誤認識)のせいで自分は罰せられるだろう、と確信させるのが罪悪感であり、過去から未来へと進む一次元的な時間の上に成り立っているからである

 あなたは無罪であるがゆえに傷つかざる存在ものである。 あなたは罪悪感を通してのみ過去にしがみついていられる。 なぜなら、自分のしたことのせいで自分は罰せられるだろうと確信させるのが罪悪感であり、そのようにして罪悪感は過去から未来へと進む一次元的な時間の上に成り立っているからである。 これを信じる者は誰でも、「常に」ということが何を意味するのか理解できない。 したがって、罪悪感により、あなたは永遠性を賞美できなくなる。 あなたは永遠なる存在ものであるがゆえに不滅である。 そして、「常に」とは、今であるに違いない。 それならば、罪悪感とは、自我の継続性を確保するために、あなたの心の中に過去と未来を保持する方法ということになる。 かつて存在したものがいずれ処罰されるとなれば、自我の継続性は保証されるからである。 だが、あなたの継続性の保証はによるものであり、自我によるものではない。 そして不滅性は時間とは反対のものである。 というのも、時間は過ぎ去るが、不滅性は恒常不変だからである。

 

奇跡講座テキスト 第13章  一 無罪性と傷つかざる強さ  8.