あなたが真実でないものを見えるものにしたとき、真実であるものがあなたには不可視のものとなった。 だが、それが不可視のものであるはずがない。 というのも、聖霊はそれをこの上なく鮮明に見ているからである。 それがあなたに見えない理由は、あなたが別の何かを見ているからである。 だが、何が見えて何が見えないかについての決断は、何が実相であるかの決断と同様に、あなたに任されてはいない。 見ることができるものとは、聖霊が見ているもののことである。 実相の定義は神によるものであり、あなたによるものではない。 神がそれを創造したのであり、神はそれが何かを知っている。 かつては知っていたあなたが、今では忘れてしまっている。 そして、思い出すための道を神があなたに授けなかったなら、あなたはあなた自身を忘却の彼方に追いやってしまったことだろう。
奇跡講座テキスト 第12章 八 愛を引き寄せる愛の魅力 3.