あなたの選んだカリキュラム(自我のカリキュラム)は愛に抗うものであり、つまるところ、自分自身(あなたの実相)を攻撃する方法を教えるコースとなる

 自我のルールは「探せよ、されど見つけることなかれ」であると、私は言った。 これをカリキュラム用の言葉に翻訳するなら、「学ぼうと努めなさい。 しかし習得してはならない」となる。 このようなカリキュラムの履修目標がもたらす成果は、わかりきっている。 正当な補助教材、真の指導、学びを導く分別ある導きの一つひとつが、誤って解釈されることになる。 というのも、それらはすべて、この奇妙なカリキュラムが対抗している学びを促進するものだからである。 もし、学ばずにいることをあなたが学ぼうとしており、あなたの教えの目的がそれ自体を失敗させることであるなら、混乱以外の何を期待できるだろう。 そのようなカリキュラムは意味をなさない。 こうした「学び」の試みがあなたの心をあまりに弱めてしまったために、あなたは愛せなくなっている。 というのも、あなたの選んだカリキュラムは愛にあらがうものであり、つまるところ、自分自身を攻撃する方法を教えるコースとなるからである。

 

奇跡講座テキスト 第12章  五 正気のカリキュラム  7. /1