何が重要でないかを認識しなさい。 そして、もし「法外」と言えるような何かを兄弟があなたに求めるなら、それが重要でないからこそ、それをしてあげなさい。 それを拒むなら、あなたの反対によって、それがあなたに重要なことだという事実が確立される。 したがって、その要求を法外なものとしたのは、他ならぬあなた自身である。 そして兄弟からの要求はどれもみな、あなたのためのものである。 なぜあなたは、執拗にそれを兄弟に拒むのだろうか。 そのようにすることは、あなた自身を否定し、あなたと兄弟の両方を貧しくすることである。 彼は、あなたと同じように、救済を求めている。 貧しさは自我からのものであり、決して神からのものではない。 何が価値あるものかを認識し、それ以外には何も受け入れたくない者には、「法外な」要求はあり得ない。
奇跡講座テキスト 第12章 三 実相に思いを投入する 4.