私はかつて、あなたの持ち物をすべて売り払い、貧しき者に施して、私についてくるようにと言った。 私が意味していたのは、あなたにこの世界のものごとに対する思い入れがまったくなければ、貧しき者に彼らの宝がどこにあるかを教えることができる、ということだった。 貧しき者とは誤ったところに思いを投入してきた者たちのことにすぎず、彼らはまさしく貧しいのである！ 彼らに必要なものが欠けているからこそ、あなたが彼らを助けるように定められている。 なぜなら、あなたは彼らのひとりだからである。 あなたに彼らの貧しさを共有したくないという気持ちがあるなら、その状況で、あなたの学ぶべきレッスンがどれほど完璧に学ばれることになるかを考えてみなさい。 というのも、貧しさとは欠如であり、必要は一つしかないので、欠けているものも一つしかないからである。
奇跡講座テキスト 第１２章 三 実相に思いを投入する 1.