覆いを取り払い、あなたが怖がっているものを直視しなさい。 予感だけがあなたを怯えさせる。 虚無というその実体が恐ろしいはずがないからである

 悪夢をとっておくのはやめよう。 それらはキリストにふさわしい捧げ物ではなく、したがって、あなたに適した贈り物でもない。 覆いを取り払い、あなたが怖がっているものを直視しなさい。 予感だけがあなたを怯えさせる。 虚無というその実体が恐ろしいはずがないからである。 これを遅らせないようにしよう。 憎しみの夢は、助けがなければあなたのもとを去らないが、助けはここにある。 混乱の最中さなかにあっても静かでいることを学びなさい。 なぜなら、静けさとは争いの終わりであり、この旅は平安への旅だからである。 あなたを遅らせるために現れてくる形象の一つひとつをまっすぐに見つめなさい。 ゴールは永遠であるがゆえに必然だからである。 夢というゴールはあなたの権利に他ならず、あなたが夢を見ていても、愛はあなたに属するものである。

 

奇跡講座テキスト 第12章  二 神を思い出す道  5.