あなたは、自分が知覚しているものを確かに理解していると信じている(だがそれは誤りである)。 自分自身の偽りの確信という闇の中に自分の悪夢を隠し、目を開けてそれらを見る(直視する)のを拒んでいる

 幼い子供たちの知覚する恐ろしいものごとについて、以前に述べたことを思い出しなさい。 それらの知覚が彼らを怖がらせるのは、彼らがそれらを理解していないからである。 彼らが理解を求めて、それを受け入れるなら、恐れは消え去る。 しかし自分の悪夢を隠すなら、それをもち続けることになる。 確信のない子供を助けるのは容易である。 その子は、自分の知覚するものが何を意味するか理解できないことを認識しているからである。 だがあなたは、自分が知覚しているものを確かに理解していると信じている。 幼子おさなごよ、あなたは分厚い毛布にもぐり込み、その中に頭を隠している。 自分自身の偽りの確信という闇の中に自分の悪夢を隠し、目を開けてそれらを見るのを拒んでいるのである。

 

奇跡講座テキスト 第12章  二 神を思い出す道  4.