神の子の両手から釘を抜き取り、その額から茨の棘の最後の一本を取り去るまでは、あなたは平安を見出すことはない。 十字架刑の神が有罪宣告を下す神の子を、神の愛が包んでいる。 私が無駄に死んだと教えてはならない。 そうではなく、私があなたの中に生きていると示すことによって、私は死んでいないと教えなさい。 なぜなら、神の子の十字架刑を取り消すことが救いの仕事であり、そこにおいては、誰もが同等の価値がある役割を担っているからである。 神は無罪の神の子を裁かない。 神はご自身を彼に与えたのだから、それ以外のことがあり得るだろうか。
奇跡講座テキスト 第11章 六 救いへの目覚め 7.