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(一貫性のある真理/全一性の)意味を攻撃するために分析する自我は、意味を見落とすことに成功することになり、残された一連の断片的な知覚を、自分のために統合する

 自我はこのことを理解しようと試みることはなく、またそれは明らかに理解不可能なものである。 しかし、自我はそれを何としても実証しようとし、絶えずそれを試みている。 意味を攻撃するために分析する自我は、意味を見落とすことに成功することになり、残された一連の断片的な知覚を、自分のために統合する。 そのようにして、これが自我の知覚する宇宙となる。 そして、この宇宙自体が、今度は、自分自身の実在性を実証するものとなる。

 

奇跡講座テキスト 第11章  五 自我の「力動論」  15.