その次のステップは、言うまでもなく、結果をもたらさないものは存在しないと認識することである。 法則は真空の中で働くことはなく、無に帰するものはもとより生じていない。 実相は、それ自身の延長により実在性が認識されるというのなら、無に帰するものは実在するものではあり得ない。 だから恐れに目を向けることを恐れてはならない。 それは見えないものだからである。 当然のことながら明瞭さは混乱を取り去るものであり、光を通して闇に目を向けるなら、闇は必ず一掃される。
奇跡講座テキスト 第11章 五 自我の「力動論」 2. /2