倦み疲れているとき、あなたは自分で自分を傷つけていたと思い出しなさい。 あなたの慰め手はあなたを休ませてくれるが、あなた自身にはそれはできない。 あなたはその方法を知らない。 もし知っていたなら、あなたが倦み疲れることはあり得なかった。 自分で自分を傷つけたのでない限り、あなたはいかなる形で苦しむこともあり得ない。 それは神の子に対する神の意志ではないからである。 苦痛は神からのものではない。 なぜなら、神は攻撃を知らず、神の平安はあなたを静かに包んでいるからである。 神の中に葛藤はないので、神はきわめて静かである。 葛藤こそが諸悪の根源である。 それは盲目なので、攻撃している相手が見えない。 だが、それは常に神の子を攻撃する。 そして神の子とはあなたのことである。
奇跡講座テキスト 第11章 三 闇から光へ 1.