宇宙の法則は矛盾を容認しない。 神について成り立つことはあなたについても成り立つ。 もしあなたが自分は神のもとに居ないと信じるなら、自分のもとに神が居ないとも信じることになる。 無限性はあなたなしでは無意味であり、あなたは神なしでは無意味である。 神と神の子に終わりはない。 私たちが宇宙そのものだからである。 神は不完全ではなく、神には子供が居ないのでもない。 ひとりで居ることを意志しなかったからこそ、神はご自身と同質の子を創造したのである。 神に神の子を拒んではならない。 というのも、神の父性を受け入れることを厭う気持ちにより、あなたの父性があなたに拒まれてきたからである。 神の被造物たちを神の子として見なさい。 あなたの被造物たちは神を讃えて創造されたからである。 愛の宇宙は、あなたにそれが見えないからといってその動きを止めることはない。 またあなたの目は、閉じられているからといって視力が失われたわけではない。 神の被造物の栄光を見なさい。 そうすれば、神が何をあなたのために保ってきたかがわかるだろう。
奇跡講座テキスト 第11章 一 父性という贈り物 5.