ひとりで居るとは、無限から分離しているということである。 しかし無限に終わりがないのなら、そのようなことがあり得るだろうか。 限界なきものを超えたところに存在することは、誰にもできない。 なぜなら、限界をもたないものはあらゆるところに在るはずだからである。 神の中にははじまりも終わりもない。 神の宇宙とは神ご自身である。 あなたは自分自身を、宇宙から除外できるだろうか。 あるいは、宇宙そのものである神から除外できるだろうか。 私と私の父は、あなたとひとつである。 あなたは私たちの一部だからである。 神の一部が欠けていたり、神から失われたりすることがあり得ると、あなたは本当に信じているのだろうか。
奇跡講座テキスト 第11章 一 父性という贈り物 2.